top of page

組織を強くする「一緒に汗をかく」体験──CrossFitチームビルディングのすすめ

  • 執筆者の写真: CrossFit Aoyama
    CrossFit Aoyama
  • 5月11日
  • 読了時間: 5分

「チームビルディングといえば、飲み会か社員旅行か。それ以外の選択肢はないだろうか。」


最近、人事・経営層の方から、こんな相談が増えています。


私は産業医・心療内科医として15社以上の企業を担当しながら、CrossFit Aoyamaというフィットネス施設を運営しています。両方の現場を見てきた立場から、強くお伝えしたいことがあります。


チームビルディングに最も向いているのは、「一緒に運動すること」

中でもCrossFitは、組織の結びつきを短時間で深める構造を持っています。


この記事では、医学・経営の両視点から、その理由をお話しします。


組織を強くする「一緒に汗をかく」体験──CrossFitチームビルディングのすすめ
組織を強くする「一緒に汗をかく」体験──CrossFitチームビルディングのすすめ


なぜ「運動」が組織を強くするのか


組織の生産性を語るとき、近年もっとも重要視されているのがワーク・エンゲージメントです。


厚生労働省『令和5年 労働安全衛生調査』では、仕事に強いストレスを感じている労働者の割合は82.7%に達しています。

ストレスが高い職場ほど離職率・休職率が高まり、組織の生産性は確実に落ちます。


ワーク・エンゲージメントを高める要素として、研究で繰り返し確認されているのが「心理的安全性」と「ソーシャルサポート」です。

そしてこの2つは、「同じ体験を一緒にすること」で最も育ちやすい。


会議室で議論するより、一緒に汗をかく方が、はるかに早く距離が縮まります。

これは精神論ではなく、組織心理学・神経科学の研究で繰り返し示されている事実です。



CrossFitがチームビルディングに最適な3つの理由


1. 全員が「同じ目標」を共有できる


CrossFitには「WOD(Workout of the Day)」という、その日の全員共通のメニューがあります。

役職も部署も関係なく、全員が同じワークアウトに挑む。


「20分でこの動きを何ラウンドできるか」「10分で何回バーピーをやり切れるか」──

目標がシンプルかつ具体的なので、参加者全員が同じゴールに向かって動く感覚を共有できます。


会議室では生まれない一体感が、ジムの床の上で生まれます。


2. 「スケーリング」で全員が自分なりの達成感を得られる


CrossFit最大の強みは、スケーリングという考え方です。


同じWODでも、回数・重量・動きの難易度を個人に合わせて調整できる。

体力に自信がある人は重い重量で、運動初心者は軽い負荷で。

それでも全員が同じメニューを完走できる設計です。


「自分は全然できないから恥ずかしい」が起こりにくい。

むしろ、自分なりにベストを尽くした参加者同士で、自然と称え合う文化が生まれます。


これは、年齢・性別・体力に幅のある日本の職場と、相性がとても良いです。


3. 60分で完結する


チームビルディングが続かない理由の多くは、「時間・拘束」の問題です。

研修や合宿は一日仕事。

飲み会も気づけば数時間。


CrossFitは、ウォームアップ・ワークアウト・クールダウンを含めて約60分で完結します。

業務時間後でも、ランチタイム後半でも、組み込みやすい設計です。


「短時間で、確実に効く」が、忙しい組織にとっての最大のメリットです。



飲み会・ゴルフとの違い


チームビルディングの選択肢を整理すると、CrossFitの位置づけが見えてきます。


 | 飲み会 | ゴルフ | CrossFit


体力差の影響 | 大(お酒の強さ) | 大(経験差) | **小(スケーリング)**


健康への影響 | マイナス | プラス | **プラス**


翌日への影響 | 残る | 残る | **残らない(適切なリカバリーで)**


時間 | 2〜3時間 | 半日〜1日 | **60分**


全員の参加感 | 部分的 | 部分的 | **全員**


飲み会やゴルフが悪いわけではありません。ただ、「健康と組織の力を同時に育てる」という観点では、運動型のチームビルディングが圧倒的に効率的です。



実際の導入例


CrossFit Aoyama では、これまで多くの企業様にチームビルディング型のワークアウトを提供してきました。


hacomono Inc.:ワーク・エンゲージメント向上を目的に、産業医セミナー+CrossFit形式のチームワークアウトを実施


外資系大手金融:Mental Health Awareness Month の企画として、運動とメンタルヘルスを統合したプログラムを実施


外資系玩具メーカー:ラインケア研修と組み合わせた、管理職向けプログラム


共通しているのは、「セミナーで学ぶ」だけで終わらせず、「体で覚える」体験まで踏み込んでいる点です。

頭で理解した知識は3日で消えますが、身体で感じた体験は数ヶ月残ります。



WellFitプログラム:医療×運動×組織支援の統合モデル


CrossFit Aoyama では、単発のチームビルディングイベントだけでなく、産業医監修の統合プログラム「WellFit」もご用意しています。


WellFitの3本柱:


産業医監修のメンタルヘルスセミナー:現場目線でメンバーの心に届く内容


CrossFit式チームビルディングワークアウト:60分でチームが変わる体験


Stay Fit Clinic(心療内科)によるアフターケア:必要な社員へのフォロー導線


セミナーで学び、体を動かし、必要な人には医療フォローまで。

学んで終わり、ではなく、行動と回復まで届く設計が、WellFitの強みです。



まとめ


チームビルディングを考えるとき、私は次の3つの質問を投げかけたいと思っています。


・そのチームビルディングは、全員が参加できる設計ですか?


健康に投資する機会になっていますか?


60分で完結するものですか?


この3つを満たすチームビルディングは、実はあまり多くありません。

CrossFit Aoyamaは、まさにこの3つを満たす設計で運営されています。


「次のチームビルディング、何にしようか迷っている」

「飲み会以外の選択肢を試したい」

「社員の健康とエンゲージメントを同時に上げたい」


そんな企業様、ぜひ一度ご相談ください。

50名規模から、半日プログラム(90〜120分)で実施可能です。



関連リソース


・WellFit プログラム詳細:https://www.nabefa.co.jp/wellfit


・CrossFit Aoyama:https://www.crossfitaoyama.com


・株式会社なべふぁ(産業医サービス):https://www.nabefa.co.jp



執筆:薮野淳也(CrossFit Aoyama オーナー/株式会社なべふぁ 代表/産業医・心療内科医/著書『産業医が教える 会社の休み方』中公新書ラクレ)


参考文献


・厚生労働省『令和5年 労働安全衛生調査(実態調査)』


・島津明人『ワーク・エンゲイジメントに着目した個人と組織の活性化』労働の科学, 2014


・Edmondson A. *The Fearless Organization: Creating Psychological Safety in the Workplace*. Wiley, 2018


▼ 法人向けプログラム・無料相談のお申し込み




 
 
bottom of page