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クロスフィットのスケーリングとは?重量・回数・動きを調整する具体例

執筆者の写真: CrossFit Aoyama
CrossFit Aoyama
9月5日
読了時間: 7分

更新日:15 時間前

「クロスフィットに興味はあるけれど、懸垂もできないし、重いバーベルなんて持てない」


動画で見るクロスフィットと、自分の今の体力。その差が大きく見えて、参加をためらっていませんか。


クラスに参加するために、先にすべての種目ができるようになる必要はありません。運動の目的を大切にしながら、重量・回数・動きなどを自分に合わせて調整する。それが「スケーリング」です。


今回は、「軽くしても意味があるの?」「自分だけ違う動きをしてもよい?」という疑問に、具体例を交えてお答えします。


クロスフィットの重量・回数・動きを調整する相談のイラスト

※画像は説明用のイラストです。実際の施設・スタッフを描いたものではありません。


1.スケーリングは「その日の目的に合わせた調整」


クロスフィットでは、その日のワークアウトをWOD(Workout of the Day)と呼びます。ホワイトボードに書かれた種目や重量は、参加者全員が必ず同じように行うための指示ではありません。


WODの形式がまだ分かりにくい方は、WOD・AMRAP・EMOM・For Timeの違いを先に確認すると、調整の目的をつかみやすくなります。


例えば、リズムよく動き続けることを狙ったワークアウトで、重すぎるバーベルを選び、ほとんどの時間を休憩に使ってしまったらどうでしょう。指定された重量は守れても、その日の運動の狙いとは離れてしまうことがあります。


大切なのは「隣の人と同じ重さ」より、「今日の自分に合った課題」になることです。軽い重量を選ぶのも、そのための判断です。


CrossFit公式のスケーリング解説でも、参加者の現在の能力に合わせつつ、元のワークアウトが意図する刺激を保つことが基本とされています。


RxとScaledの違い


Rxは、指定された種目・重量・回数などの条件どおりに行うこと。Scaledは、それらを調整して行うことです。Rxは参加資格でも、毎回目指さなければならない目標でもありません。


初めての日と慣れてきた日、十分に休めた日と疲れが残る日では、合う設定も変わります。経験者がスケーリングを選ぶこともあります。


2.重量・回数・動きは、どう変えられる?


以下は考え方を説明するための例です。当日のメニューや個別の運動処方ではありません。実際の設定は、経験・フォーム・体調をコーチと確認して決めます。


重量:フォームを保てる重さへ


例えば、ダンベルを持つ動作で姿勢が崩れるなら、より軽いダンベルで確認する。バーベルの動作を初めて習うなら、軽いバーなどで手順を練習する、といった調整があります。


ただし、「持ち上がったから、この重量でよい」とは限りません。最初の1回だけでなく、予定された回数を通して動きを保てそうか、必要以上に長く止まっていないかも判断材料になります。


回数・距離・時間:量を減らすという選択


例えば、1セット15回の設定を10回にする、走る距離を短くする、取り組む時間やラウンド数を減らす、といった選択です。


数字は一例で、「初心者なら必ず3分の2にする」という基準ではありません。軽い重量にしたからといって、その分だけ回数を増やす必要もありません。


どの程度の時間で終える想定か、どのくらい休憩を取りながら進めるかも、コーチに聞いてみてください。ワークアウトの狙いは速さだけではなく、重さや動きの種類などによっても変わります。CrossFit公式:ワークアウトの目的を捉える


動き:できる段階から練習する


床での腕立て伏せが難しければ、安定した台に手を置いて行う方法があります。懸垂がまだできなければ、リングを握って体を引き寄せるリングローなどが候補になります。


どれも「簡単な動きに変えれば何でも同じ」という意味ではありません。押す・引くといった運動の目的や、次に練習したい技術を踏まえて選びます。リングローと懸垂の負荷が同じになるわけではなく、リングの高さや体の角度によっても難しさは変わります。


CrossFit公式のHelenの解説でも、懸垂が難しい場合の選択肢としてリングローなどが紹介されています。


懸垂の代わりになる動きを詳しく知りたい方は、40代・50代からのリングローで基本と注意点をご覧ください。


動く範囲:無理に深く、大きく動かさない


スクワットの深さなどは、今の動きやすさを確認しながら調整します。軽い負荷で練習する、動く範囲を見直す、別の練習に分けるなど、方法は一つではありません。


痛みを我慢して可動域を広げることは、スケーリングではありません。痛みがある場合は動作を中止して伝え、必要に応じて医療機関に相談してください。


3.同じクラスで、違う内容でもよいのでしょうか


例えば「引く動き」と「しゃがむ動き」を組み合わせるワークアウトを考えてみましょう。ある人は懸垂と重りを使ったスクワット、別の人はリングローと自重のスクワットを選ぶ、という組み立ても考えられます。


これは説明用の例ですが、同じ時間に同じテーマに取り組みながら、内容を変えられるイメージがつかめると思います。


重量や種目が違う人同士の回数・タイムを、そのまま優劣の比較にする必要はありません。まずは自分がどの設定で取り組んだかを残しておくと、次の相談に役立ちます。


CrossFit Aoyamaでも、一人ひとりの経験やレベルに応じてコーチが運動を調整することを、クロスフィットのクラス紹介でご案内しています。


4.始める前に、コーチに伝えたいこと


「運動が苦手です」だけでも構いません。もう少し具体的に話せるなら、次の情報が設定を考える助けになります。


  • 最近の運動習慣と、運動から離れていた期間

  • 初めての種目や、苦手・不安に感じる動き

  • 現在の痛みやけが、運動について医師から受けている指示

  • 当日の疲労や睡眠不足など、普段と違う体調


相談するときは、「今日は何を意識するメニューですか」「この重量で最後までフォームを保てそうですか」「難しくなったら、途中でどう変えればよいですか」と聞くと、具体的な方針を共有しやすくなります。


体調によっては、調整して参加するより休養を選ぶ方がよい日もあります。運動中に胸の痛み、強いめまい、普段と違う息苦しさなどが出た場合は中止し、スタッフに伝えてください。強い症状や続く症状は医療機関への相談が必要です。


けがや安全性について詳しく知りたい方は、クロスフィットは「危ない」「きつい」って本当?もご覧ください。


5.「前より重くなった」以外の成長も記録しよう


前回より軽い重量を選んだ日があっても、それだけで後退したとはいえません。仕事や睡眠の状況も含めて考えることが大切です。


記録するなら、使った重量・回数・種目に加えて、「途中で姿勢が崩れなかった」「動作の説明が理解できた」「自分から変更を相談できた」といったことも残してみてください。


同じ条件で前回より余裕が出たなら、次の段階をコーチと相談する材料になります。重量・回数・難しさを一度に上げず、何を変えるかを一つずつ確認すると、変化を振り返りやすくなります。


変更した内容を次回につなげるために、クロスフィットの記録のつけ方も参考にしてください。


よくある質問


体力をつけてから参加した方がよいですか?


懸垂や重いバーベルの種目を先に習得しておく必要はありません。ただし、持病やけが、運動制限がある場合は、参加前に医師や施設へ確認しましょう。


途中で軽くしてもよいですか?


最初に決めた設定が合わなくなったら、コーチに伝えて変更できます。フォームが崩れ続ける、想定以上に休憩が必要になるときなどは相談のタイミングです。痛みや体調不良があれば、変更だけで続けず、中止の判断も必要です。


いつまでもスケーリングのままでは意味がありませんか?


スケーリングを使っていても、取り組む課題は変えられます。大切なのはRxの表示を得ることだけでなく、動作を身につけ、自分の目的に合った運動を継続することです。


青山・外苑前で、自分に合う始め方を相談したい方へ


クロスフィットを始めるとき、できない種目があることより、それを伝えられずに無理をしてしまうことが心配です。「懸垂ができません」「しばらく運動していません」と、そのままお伝えください。


施設選びから考えたい方は、外苑前・青山でジムを探すならで、CrossFit Aoyamaの特徴をご紹介しています。通える時間はクラススケジュールをご確認ください。


体験を検討する際は、現在の受付方法・参加条件・空き状況を確認してからお申し込みください。



参考情報






本記事は一般的な運動情報です。個別の運動可否や負荷を判断するものではありません。

 
 
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